2016年12月27日火曜日

軽自動車用のエンジンで時速400キロオーバー



ホンダは軽自動車用のエンジンで、時速450kmを目指してボンネビルに挑戦したそうです。

特集ページは技術者の奮闘ぶりが詳しく載っていて大変面白いです。(^ω^)
http://www.honda.co.jp/tech-story/engineer/engineer-talk/BonnevilleSpeedWeek2016/index.html

2016年12月21日水曜日

BMW M5セダンに試乗したのでインプレ

前回M3に試乗して↓パーフェクトな完成度に物凄く感動したので、
http://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/38716955/
その上のクラスであるM5にも乗ってみることにしました。(^ω^)



外観は他のMシリーズと比べるとちょっと控えめで、大人のスポーツセダンと言う感じ。


スペック
4.4リッター V型8気筒DOHCツインターボ 560ps 重量 1980kg 15,660,000円



エンジンをかけてみると、BMWらしく粒が揃った精密感があり
モリモリと出てくる力強さを感じさせるサウンドで、
普通の5シリーズとは一味違う、ただならぬ雰囲気があります。

これは、私もめったに出さない本気モードに切り替えなければなりませんね。(゜▽゜)
シートバックを立ち気味にしてハンドルをやや手前にあわせ、
必要な時は瞬時にカウンターステアを当てられるようにポジションをセットしました。



乗り味はM3と非常に良く似ていてます。
M3はやや軽快感があってM5はやや高級感と重厚感がありますが、
乗り味自体は本当にソックリで瓜二つです。
どちらも極上の上質感を持ちながらスポーティで物凄く速い車です。

560psものパワーを持つので、加速力はまさしくスーパーカーです。
アクセルをガバッと踏み込むと、いつ何時でもホイールスピンを起こすことが出来ます。
トラクションコントロールはアクセルを踏んでいる限り延々と作動し続け、
じわじわホイールスピンしながらも長い間素晴らしい加速を味わえます。
こりゃ調子に乗りすぎると、タイヤは半年も持たないんじゃないかなぁ~?(^-^;)

M5の車体の完成度は恐ろしく高く、剛性感、接地感、車体の反応と挙動、
ハンドルフィール、すべてが高次元でM3同様「ザ・パーフェクト」な車でした。

M5の方が馬力ありますが車体が大きくて重量もあるので、
体感的にはM3と加速力はそんなに大きくは違わないです。
ここまでパフォーマンスが上がって来ると、車そのものの能力よりも
タイヤのグリップ力による加速力の影響が大きいような気がしますね。



BMW M3とM5は以前試乗したメルセデス・ベンツAMG C63日産GTRなどと違って、
速さのために快適さをまったく犠牲にしていないという点が大きく異なります。
これはコンセプトの違いでしょうね。
BMW M3とM5は、引き締められた硬い足回りですが当たりは柔らかいので、
上質感があり乗り心地もいいですし車体の静粛性も高く、
普段の乗用車として使っても何の問題もありません。

これ以上無いほど素晴らしい車ですが、
唯一のネックはやっぱり価格でしょうねぇ~。(^-^;)

参考ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=6dvPDeWmfio

2016年12月17日土曜日

BMW 7シリーズ(750Li)に試乗したのでインプレ

7シリーズはBMWの最高峰の高級車でありフラッグシップです。
ライバルはメルセデス・ベンツSクラスとなりますので、
以前試乗したことがあるSクラス(S300h Exclusive)↓と比較しながら書きたいと思います。
http://minkara.carview.co.jp/userid/687338/blog/38459762/

スペック
4.4リッター V型8気筒DOHCツインターボ 450ps 重量 2140kg 16,590,000円(ロングボディ車)



ドアは超高級車らしい重厚感があり「ドン」と閉まります。
木目があしらわれた室内を見渡してみるとデザインはかなり渋めの雰囲気。



車のインテリアと言うより超高級な家具に近く、シートも本皮のソファーのようで、
まるで大企業の会長の家と言った雰囲気があります。
こういうのが好きな人には多分良いと思いますが、
ちょっとおじさんクサイかも・・・シートが茶色いせいもあるのかなぁ~?
白とかだとまた違って見えそうですけどね。
個人的にはSクラスのインテリアの方が洗練されたオシャレさがあって好みです。



あと、グリルはもうちょっとカッコ良くして欲しい・・・。

走行フィーリングはかなりゆったりしていて、
道路を走っている感じをなるべく車内に伝えないようにしているようで、
静粛性が高くサスペンションやブッシュは非常に柔らかくて、かなりのふんわり系。
まるでボートに乗っているようなフィーリングで走ります。



ハンドリングもゆったりしていて、中立付近のギヤ比も大きく
ハンドルを少々動かしても車はあまり反応しない感じ。
これは明らかにドライバーズカーではないですね。

走行中ハンドルを小刻みに左右に動かしてみると、
非常に柔らかいブッシュのためボディだけユラユラと左右に振られる挙動が出ます。
こう言う走行フィーリングを持つ車だと、誰かを乗せた時は
Gをコントロールして丁寧に運転しないと酔うかもしれません。

タイヤの接地感もなるべく遮断してあるので、
非常に細いタイヤを履いているような感覚になったんですが、
試乗後に確認したところリアは275と十分太かったです。

多くの人はこのような柔らかい乗り味を[乗り心地が良い」と評価するかもしれませんが、
個人的にはベンツSクラスのようなガッチリした接地感のある乗り味の方が好みです。

また、Sクラスの「非常に強い車に乗っている感」は7シリーズには感じられませんでした。
Sクラスで感じた百獣の王のような感覚が、車のどこから出ているのかは私にもよく分かりません。

試しにアクセルをガバッと踏み込むと、
ちょっと異常とも思えるほどの物凄い加速を見せます!
それもそのはずエンジンはスーパーカー並みの4400ccV8ツインターボ450馬力!
ハッキリ言ってこのパワーは必要無いですよね。(^-^;)
たぶんこの車を買う人は一度もアクセルをワイドオープンにしないと思います。(笑)

色々なインプレを見ても「ベンツSクラスは後席に乗るための車で、
BMW7シリーズは運転も楽しめるドライバーズカー」とよく言われていますが、
実際に乗り比べてみるとまったく逆だったことに私は非常に驚きました。

実際はベンツSクラスの方がタイヤの接地感があり剛性感もあるので運転していて安心できますし、
ハンドル操作にもしっかり反応するので7シリーズよりずっと運転が楽しいです。
乗り比べるとベンツSクラスがドライバーズカーで、7シリーズは運転手を雇って後席に乗る車でした。

ただ今回はロングボディ車でしたから、ショーファードリブンとして
特殊なセッティングになっている可能性もあります。
Mスポーツパッケージなんかだと、まったく違うフィーリングなのかもしれません。

2016年12月13日火曜日

BMW 640i クーペ M Sportに試乗したのでインプレ

またお台場のBMW GROUP Tokyo Bayに遊びに行って来ました。
色々な試乗車に乗ってきましたのでインプレしますね。(^ω^)

まずは640i クーペ M Sportです。カッコいいですね。(゜▽゜)
本当は5シリーズセダンに試乗したかったんですが
ちょうど出払っていたようで試乗車が無くて6シリーズになりました。
6シリーズは5シリーズのクーペボディ版で乗り味は基本的に同じらしいので、
5~6シリーズとしてインプレします。



スペック
3リッター 直列6気筒DOHCターボ 320ps 重量1800kg 11,350,000円



走り出してすぐ分かるBMWらしさ。やはり良い車ですね。(^ω^)
ガッチリした高剛性の車体に優れた足回り。
安定した走行フィーリングと、しっかりとしたタイヤの接地感。

タイヤに直結しているような正確無比なハンドリングは、
1mmの動きでも車体がちゃんと反応するフィーリング。
リンケージの剛性にまで徹底的にこだわって設計しているのが良く分かります。

重量のある車体をキビキビ走らせる十分な出力を持つエンジンは、
BMWの十八番(おはこ)である直列6気筒エンジン。
回転フィーリングに精密感を感じられ、音も「クオーン」と上質感があり
大変気持ちの良いエンジンです。



5~6シリーズは想像した通り、3シリーズの美点をそのまま
上位車種として上質感をアップさせた乗り味でした。
車格の関係で3シリーズの方が若々しくスポーティな感じがあり、
洗練された上質感と重厚感は5~6シリーズの方があります。
どちらも大変良い車だと思います。



640i クーペは値段が1千万円を超えていますが、
高性能エンジンを積んでいるせいでしょうか? 凄く高いです・・・。(^-^;) 
素晴らしい車で欠点らしい欠点は見つけられませんでしたが、
ネックはそれだけですね。(笑)

2016年12月11日日曜日

ホンダのショールームで新型NSXとF1を見てきました(^ω^)

NSXは実物を見るとかなりかっこいいです。(^ω^)
塗装がレクサス並みにテカテカになるまで磨かれているのが印象的でした。
内装はネットでよく言われているように値段を考えるとちょっと安っぽい感じ?(^-^;)

動画を撮ってきたのでご覧ください。

最近のF1マシンを間近で見たのは初めてだったんですが、空力の進化が凄いですね。(゜▽゜)
隣りにある国内SUPER FORMULAマシンと比べても開発費用が10倍ぐらい違うかも。
ここまで来ると少々グロテスクだし、少なくとも美しくはないですね。
グニャグニャしていて、なんとなく地球外生命体みたいな異様な雰囲気がありました。



コックピットに座らせていただきました。(^ω^)
乗車姿勢はかなり背中が寝ていて45度ぐらいに寝そべってる感じですね。
ハイノーズのため足が高い位置にありますが、それほど違和感はありませんでした。
座面がかなり低い位置にあるので視界は良くないです。
おそらく運転していても凄く乗りにくいし、肉体的にも超ハードだと思います。

ステアリングの裏にレバーが沢山ありました。
これらの操作を間違えると死ぬかもしれないと思うと、
やっぱり世界でも限られた選手のための車なんだなーと思いました。
私はコレを運転するのは無理だと思います。(^-^;)

2016年12月4日日曜日

KTM 200 EXC モトクロスコースGoProビデオ(タイヤ交換後)

リアタイヤが減って山が半分ぐらいになっていたので交換しました。
買ったのは以前と同じブリヂストンBATTLECROSS X20です。
ウエット性能が素晴らしいので、もうこれしか考えられない。(゜▽゜)

それにしても、コースはもう半年ぐらいずっと水たまりが引きませんねぇ~。(^_^;)



リアタイヤのグリップが格段に上がったので、
安心してアクセルをワイドオープンに出来るようになりました。
ペースがドンドン上げられます。
リアタイヤのグリップって凄く大事なんですね。(^ω^)

リアタイヤの安心感が増えると
なぜかフロントタイヤまで安心感が増えるように感じます。
なんでだろ・・・ふしぎぃ~。(^-^;)



2016年12月2日金曜日

Mercedes-AMG C43 4MATICに試乗したのでインプレ

以前試乗したAMG C63はスーパーカー並みの凄いパワーを持つ車でしたが、
公道では扱いきれない強烈なパフォーマンスが手に入る代わりに
乗り心地や静粛性をある程度我慢しなければならない車でした。
C63は日産GTRに良く似た性格を持つ車だと思います。

今回試乗したC43は、過激なスポーツモデルを作るAMGの中ではおとなしめで
公道でも快適に走れるように作られた車らしく、
Cクラスでベストバランスと言われていますので
どんなフィーリングの車なのかとても興味がありました。



スペック
DOHC V型6気筒ツインターボ 367PS 4WD 重量1710kg  880万円

実車を見たのは初めてなんですが、
オシャレでさりげないカッコ良さがあって良いと思います。(^ω^)
C63のような迫力は無いですが個人的には上品で好みです。



コックピット回りは普段乗っているCクラスとまったく同じなので
もちろん違和感は無く、すぐに自分の車のように運転できました。

アイドリングのエンジン音はかなりおとなしめで
C63とは雰囲気がまったく違います。
これなら早朝の住宅街でも大丈夫ですね。
走り出してみてもジェントルな雰囲気は変わらず、
乗り心地も静粛性も通常のCクラス同様で非常に快適です。
普段の買い物とか通勤に使っても何の問題もないです。



アクセルを大きく開けてみると「クオーーン」と言う上品かつ
とても良い6気筒のエンジン音が控えめに聞こえてきます。
振動も無くパワフルで精密感もある素晴らしいエンジンのようですね。
加速力はC63みたいに過激ではありませんが367PSありますから、
普通のCクラスより170kg重いとは言え、なかなかの俊足を見せます。



「AMG C43はCクラスでベストバランス」と言うのは本当だと思います。
AMGであっても、これなら普段の生活でも快適に使えますし、
エンジンも魅力的でサウンドも良く、峠道などでパワフルな走りも楽しめます。
また、4WDなので雪国の人や良くスキーに行く人は、さらに魅力的に映るでしょう。
とても良い車だと思います。(^ω^)
最高のCクラスが欲しい人にはオススメ出来ます。

ただ、値段が300万円ほど高いのがネックですね。
アクセルをそんなに開けないで普通に走っている時は
通常のCクラスとまったく同じ乗り味なので、
加速と排気音を時々味わうために300万円を余計に支払うかと言われると、
「う~ん・・・ちょっと微妙かなー?」なんて個人的には思いました。(^-^;)

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=gV0D0pmt3xc