2017年7月27日木曜日

今度の日曜日は鈴鹿8時間耐久ロードレース

7月30日(日曜日)鈴鹿8時間耐久ロードレースが開催されます。
8耐は毎年凄いドラマが何度も起こりますので、
今年はどうなるのか大変楽しみですね!(゜▽゜)

BS放送で11:00~20:30まで完全生中継されます。(^ω^)
http://www.twellv.co.jp/event/8tai/

またニコニコ生放送では、木曜日のフリー走行
金曜日の予選、土曜日の4耐決勝と8耐TOP10TRIALも見ることが出来ます。
http://www.twellv.co.jp/event/8tai/niconico.html
You Tube版は高画質です。
https://www.youtube.com/channel/UCbVkZ41otxc8rCAu7_gsO6Q

2017年7月24日月曜日

GoPro 真鶴半島 三ッ石海岸でシュノーケリング

kpk_cooさんを誘って、真鶴にシュノーケリングに行って来ました~。(^ω^)
ここは神奈川県で最も美しいシュノーケリングポイントだと思います。

大潮で潮が最大に引いていたので、底にいる生物も良く見れて条件は最高でした。
お子さんには磯遊びも楽しいのでオススメの場所ですね。(゜▽゜)

参考
http://www.shizengate.com/locationguide/content/manazuru01.html



2017年7月17日月曜日

1994年 ジャガーXJSコンバーチブルに試乗したのでインプレ

らみいさんが古いジャガーを買ったというので、お披露目に来てくれました。(^ω^)



現れたのはビックリするほど綺麗なジャガーXJS!(゜▽゜)
どこもかしこもピカピカで、23年も経っている車とはとても思えません。
室内を見ても新車より綺麗なんじゃないかと思えるほど・・・。
最初の質問は、「こんな凄いの、いったいどこにあったの?」(笑)



一応4人乗りですが、2by2で後席は非常に狭いのでほぼ荷物置き場。
前席のシートを一番前にすれば、なんとか乗れるかな?

12気筒エンジン(6000CC 300馬力)は非常に静かで振動も無く、
音は「フォーン」と言う上品な感じで、
まるでシルクのように滑らかでキメ細かいフィーリングを持ちます。

私が持っていたジャガーのイメージは、乗り心地が良いけど柔らかくて腰の無いサスで、
交差点をちょっと勢いを付けて曲がっただけでフルボトム付近までストロークして
大きくロールして「キィ~~」とタイヤが鳴きながら曲がるような車だと思っていました。
でも、実際に乗ってみると全く違いました。(^-^;)

ジャガーXJSは、レーシングジャガーの血統を持つスポーツカーとしてプラットフォームを設計して、
それを最高の上質感をもつ高級車に仕立て上げた感じです。
クラウンなど国産の高級車とは作り方が全く違いますね。
ですからレース用に改造した場合、侮れない性能を発揮すると思います。



運転中はトレッドが広く重心が低い車に乗っている感覚があり、かなりの安定感があります。
サスペンションはかなりゆったりと柔らかいのですが、
ストロークさせると奥の方にしっかりした腰がありますので、
フワフワすること無く粘りもある、いわゆる猫足と呼ばれる味付けになっています。
峠道によくあるガタガタの段差舗装も全く気にならないほど滑らかに走ります。

ベースがスポーツカーなので、柔らかい乗り心地から想像するより
ずっとロールは少なくコーナーリング能力も高いです。

ただ、ハンドリングは中央付近の不感帯も大きめでステアリングギヤ比も大きく、
全長も非常に長いため車の挙動はかなりゆったりめ。
私は普段ケーターハムやベンツCクラスなど、
いつもクイックなハンドリングを持つ車に乗っているので、
自分の思ったよりハンドルを大きく回す必要があり、運転には少々慣れが必要ですね。



50km/hぐらいでユッタリ走らせるのが非常に心地良い車です。
峠を攻めて楽しい車ではありませんね。
グラスの水をこぼさないように、静々と走らせるのが楽しいですね。
凄く遠くまでドライブに行きたくなるような性格を持つ
正統派のグランドツアラーとなっています。(^ω^)

現代の感覚ではハイトの高いタイヤを履いていますが、これも車のキャラクターに合っていますね。
この車に乗っていると全くスピードを出そうとは思いません。
BGMはクラシック音楽が良く似合います。オペラなんかもいいんじゃないかな?
ジャガーXJSは、社交界にデビューしたくなるような格式の高い雰囲気があり、
独特の深い味わいと世界観がある車です。

ちなみに、街乗りの燃費はリッター3kmらしいので、
普段使いの車は別に用意した方が良さそうですね。(笑)

GoPro動画はこちら

2017年7月14日金曜日

C7型コルベット(Z06)ニュル7分13秒90の車載動画

私はC7型コルベットに試乗した時にシャシー性能を大絶賛しましたが、
コルベットがポルシェに勝るとも劣らないほど優れたシャシーを持っていると言っても、
昔のアメ車のイメージを持っている人には
なかなか信じてもらえないと思います。(^-^;)

現行のC7型コルベットZ06がニュルで7分13秒90を出した時の
車載動画がアップされましたので紹介します。

この動画でもC7コルベットが持つ独特のフラットな安定感が伝わってくると思います。
ドライバーは終始リラックスしていますし、
ハンドル操作やアクセルのタイミングを見ても、まだまだ本気じゃないですね。
非公式ですが、コルベットZ06は2年前に7分08秒を記録したらしいですよ。(゜▽゜)

2017年7月10日月曜日

新型ポルシェ718(ケイマン,ボクスター)に試乗したのでインプレ

ポルシェセンターが718フェアーをやっていたので、遊びに行ってきました~。(^ω^)
お目当ては、もちろん新型718ケイマンとボクスターです。
ポルシェ伝統の水平対向6気筒をやめ、
2000ccの水平対向4気筒ターボになったケイマン・ボクスターの乗り味ははたして?

私は以前、6気筒最終モデルであるらみいさんの981型ボクスタースパイダー
乗ったことがありますので、比較してみることにしましょう。

まずはケイマンから試乗してみます。


スペック
水平対向4気筒ターボ2000cc 300馬力 (Sは2500ccで350馬力) 重量1,365kg 619万円~  

エンジンをかけ、ディーラーの駐車場内で少し転がしただけで、
ボディに非常にガッチリした剛性があることが分かります。

通りに出てしばらく走ってみると、前のモデルの981型に比べて
運転中の上質感が凄く良くなっているのが分かります。
ガッチリした剛性感とハンドルに伝わる豊富なインフォメーションや接地感、
しっとりした心地良い運転フィーリングは、
私の愛車であるメルセデス・ベンツCクラスにそっくり。
なんか自分が考えていたケイマンとイメージが全然違う~。(^-^;)

新型ケイマンは一回り大きな車に乗っているかのような重厚なフィーリングを持っていて、
路面の細かい凹凸は柔らかいサスにより完全に吸収されゴツゴツ感は皆無ですし、
コーナーリング時などサスが大きく動く時は
しっかりと固く踏ん張ってくれる素晴らしい足回りを持っています。

これを例えるならば、ふんわり柔らかい肌触りを持ちつつ、
奥でしっかり支えてくれる上質なベットに寝た時のような心地良い走行フィーリング。

柔らかいスプリングに腰のある高性能ダンパーの組み合わせのようです。
特にダンパーの性能と精度が素晴らしいですね。
昔から「ケイマンは乗り心地が硬い」と言われていましたが、718型はまったく違います。
これが最新のスポーツカーのセッティングなんでしょうね。

そう言えば、ラリーカーなども昔はサスをガチガチに固めたようですが、
今は凄く柔らかいサスを使っているのが映像を見ても判りますからね。
ちなみにこのセッティングでサーキットを走っても全然OKだそうです。
ロールも少ないですし素晴らしい足回りだと思います。



エンジン音は控えめな重低音で4気筒の割には良い音だなと思いました。
たしかに走り出しは前モデルの981型6気筒の方がスムーズですが、
巡航中などある程度回転が上がると全く気にならないですし、
アクセルを踏むとグイッと出る低速トルクも718の方がありますね。

スポーツモードにするとマフラー音が変わり「ブォン」と言う低めの良い音がします。
アクセルオフで「バリバリバリ・・」と鳴るアフターバーンの演出も
スポーツカーらしくていいですね。
スポーツモードはアクセルも敏感になりスポーツ走行には良いですが、
市街地だとちょっとアクセル操作に気を使いますので、
普段乗りにはノーマルモードの方が良いですね。

エンジンは300馬力あるので、そこそこ速いです。
公道で遊ぶにはちょうど良い位のパワー感ですね。
NAエンジンに比べるとガバッと踏んだ時のターボラグが多少ありますが、
一般のドライバーならそんなに気にならないと思います。

シフトは7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)で、
レバーはカッチリした手応えでレスポンスも素早く、
シフトダウン時のエンジン回転合わせも非常に正確に制御されていて、
「ワァン、ワァン」と小気味良いシフトチェンジが楽しめます。



ハンドリングは素晴らしく、非常にシャープで機敏です。(゜▽゜)
ステアリングギヤ比は明らかに911よりクイックで
ミッドシップの前後バランスも素晴らしいので、
ミズスマシのように俊敏にコーナーを曲がることが出来ます。
私はいつもスーパーセブンに乗っているので、この位クイックな方が運転が楽しいと感じますが、
一般のドライバーさんの場合は少し慣れが必要になるかもしれませんね。
ちなみに、最小回転半径も物凄く小さくて取り回しが非常に楽な車です。
走行中は常にリアにしっかり荷重がかかっていて、安定感も素晴らしいです。

ブッシュ類は結構柔らかいようですが、
シャシー自体は常にしっかりとしたフィーリングで安心感があり、
走行中左右に振ってみてもグニャグニャ感は無く
挙動が破綻する兆候は全くありません。この辺は流石ポルシェですね。
とても良い気分でケイマンの試乗を終えることが出来ました。(^ω^)



さて、今度はオープンモデルの718ボクスターです。
スペックはケイマンと同じですが、価格が少し高価になります。

走り出してみると、やはり剛性がケイマンより少し落ちているのが感じられますね。
ケイマンはもっとビシっと真っ直ぐ走りますし、シャシーの安心感があります。
サスはケイマンより少し柔らかく、特にダンパーの減衰が弱いセッティングになっているようですね。

ダンパーの硬さは、ボクスターのスポーツモードが
ケイマンのノーマルモードと同じ位のようです。
ボクスターはノーマルモードだとちょっとフワフワ感があるので、
常時スポーツモードで良いと感じました。
しっかりした安心感が出てきて走行フィーリングもケイマン並みに良くなります。



幌は走行中でもボタン一つで開け閉め出来ます。
オープンにした時の爽快感はやっぱり良いですね。(゜▽゜)

あと、驚いたことに布製の幌であっても
閉めた方が車体剛性が上がるのが確認できました。
私も「そんなバカな・・・」と思ったんですが、これは事実です。
明らかに幌を閉めると剛性感が上がりビシっと走るようになりますね。

布製と言っても718ボクスターの幌は両サイドに
非常に頑丈なフレームが内蔵されていますし、ロック機構の精度も凄く高いようで
フロントウインドウのフレームとガッチリ接合されるのでしょうね。
もちろん幌を閉めると乱流が減るので、空力が良くなった影響もあるかもしれません。

幌を閉めた状態では剛性感はケイマンと大きく変わりません。
しかし、それでもやはり少しケイマンの方が剛性があるようで、
カッチリして精度の良い運転フィーリングはケイマンの方が少し上です。

ボクスターとケイマンの屋根の有り無しで重心の高さの違いは特に感じませんでしたので、
ケイマンの屋根は金属製と言っても十分に軽いものと思われます。
どうしてもオープンカーが欲しいと言う人以外は、性能面でケイマンを選ぶことをオススメします。



718ケイマン・ボクスターは物凄く完成度が高く上質感もあるスポーツカーでした。
シャシーもサスペンションも素晴らしい出来に仕上がっていますね。
欠点は一生懸命探しても見つけることが出来ません。
この価格帯のピュアスポーツとしては世界一の完成度を持つ車だと思います。(^ω^)

しかも普通の乗用車とまったく変わらない乗りやすさを持っているので、
免許取りたての女性でも問題なく運転できますし、
コンビニに買い物に行ったり通勤にも問題なく使えます。

乗り心地が大変良いので、長時間ドライブでも疲れは少ないでしょう。
ただ刺激は少なめなので、運転中テンションが上ってアドレナリンが大量に出る車ではありません。
スポーツカーに強い刺激を求める人だと、ちょっと物足りないかもしれませんね。
このあたりは前モデルの981型6気筒の方が多少粗い部分が刺激になって良いかも?

特に981型ボクスタースパイダーは車全体にスポーツカーらしいシャッキリ感がありますし、
NAエンジンの正確なレスポンスも6気筒の「クオォーーン」と言うサウンドも魅力的で、
全体の完成度や乗り心地は718型ボクスターより少し劣るとは言え、
楽しさではずっと上だと思います。

もちろん車はモデルが新しくなると、
どんどん完成度が上がって快適性も高くなっていくわけですが、
それと同時に刺激は少なくなってくるのは仕方ないのでしょうね。
以前試乗したアルファ・ロメオ4Cなどは完成度はあまり高くないですが、
物凄く刺激的で強烈な荒々しさが楽しい車でしたから。

スポーツカーって、やっぱり乗ってみないとわかりませんね。(^ω^)


最後に911とケイマン・ボクスターの比較ですが、エンジンレイアウトを見れば分かる通り
コーナーリング性能はケイマン・ボクスターの方が良いです。
ですからワインディングをミズスマシのように走って
コーナーリングを楽しみたいのでしたらケイマン・ボクスターをオススメします。

911はリアのオーバーハングにエンジンを載せているので独特の癖があります。
リア荷重による強大なトラクションによる立ち上がり加速と、
強烈なブレーキングでもフロントに荷重がかかりすぎない所が武器ですね。
もちろん911はパワーも凄いですから、サーキットでも素晴らしい戦闘力を見せると思います。
911はリアエンジン独特の癖を楽しむ車とも言えると思います。

参考動画