2014年3月31日月曜日

スーパーセブン・リヤのトーインとデフの調整

どうもセブンのリヤの挙動がイマイチなので、今回はリヤ側のトーイン調整をすることにしました。

リヤのアライメントをネットで調べたところ、トーインは0~3mmが最適みたいです。
ちなみにリヤにトーアウトを付けると、コーナーリングの踏ん張りが無くなるのでダメらしい。

私の所にある、らみいさんのセブンは大変良いハンドリングを持っているので、
試しにリヤのトーインを測定したところ、さすがに1.5mmとバッチリですね。


ところが私のセブンはと言うと、なんとトーイン17mmです! (@。@;)
これは前のオーナーの時代に、どこかのショップがドディオンイヤーを削って
常識外れなトーインを付けたと思われます…。(T-T)

おかげで直進時でもテールがフラフラしますし、タイヤもささくれ立って減りも凄く早いです。
以前シムを入れてトーインを半分に減らしたのですが、
まだまだ全然修正が足りないみたいです。


また、ついでに走行中のデフギヤのキューンと言う音が大きめで納得出来ないので、
デフを降ろして歯当たりとバックラッシュの点検と、プリロードの調整もすることにしました。
重いのでジャッキを使わないと降ろせませんね。結構大変です。(^-^;)


点検したところ、バックラッシュと歯当たりは正常でしたが、
プリロードが少しかかりすぎていたようで、
走行中のギューンという音はプリロード過大が原因のようです。


リヤのトーインはシムを自作して角度を調整しました。

デフを取り付けるのも悪戦苦闘で1人では大変でしたが、
なんとか無事に組み立てることが出来ました。

では、早速テスト走行に向かいましょう。



も~走行フィーリングはバッチリです!(^ω^)

直進時もリヤはビシッと安定していて、
コーナー脱出時のトラクションも見違えるほど良くなりました。

それに、リヤの過大なトーインによるアンダーが綺麗に消えて、
ハンドリングも鋭くなり今まで以上に良く曲がるようになりました。

接地感も増え、コーナーリング限界が上がったせいで、
コーナーリングスピードが2割近く向上したのが体感でハッキリ判ります。

うひょー! (゜▽゜) 走行中は自然に笑みがこぼれてきます。
嬉しくて何度もワインディングを往復しました。

もちろんデフも大変調子が良くなりましたよ。
今回はデフにAMSOILを入れたんですが、
やっぱりAMSOILは素晴らしいオイルだと思います。(^ω^)
以前入れていたオイルとは比較にならないほど
なめらかなフィーリングになったのが判りますね。

それにしても、チューンドBDRは本気で走るとヤバイほど速いです。(^_^;)
ワインディングではリッターSSバイクといい勝負をするんじゃないでしょうか?
どうやら、今まで以上に自制心が必要な車になったようです。(笑)

2014年3月22日土曜日

DUCATIリザーバタンクのプラスチック溶接を試みる

DUCATI 916シリーズのウイークポイントの一つに、
ラジエターのリザーバタンクがあります。


これは通常のリザーバタンクとは違いラジエターの一部として作られていて、
プラスチックにもかかわらず常に高温高圧にさらされているので、何年かすると必ず割れます。
もちろん国産のバイクなら、リコールなどで対策品に無償交換してもらうと思うのですが、
そこはそれイタリア産ですからそんなものありません。(笑)

私の998sもご多分に漏れず割れて冷却水が噴き出るようになったので、
修理することにしました。


リザーバタンクを取り外すためにはエアボックスを外す必要があります。
中のファンネルは手で掴んで反時計回りに少し回すと、
ロックが外れて簡単に抜き取ることが出来ます。


外したリザーバタンクの各穴を指で塞ぎ、
息を吹き入れてみると横の部分に亀裂が入っているのが判りました。

新品購入してもそんなに高いパーツではないですが、
ものは試しに今回はプラスチック溶接をやってみることにします。

ハンダゴテを熱して割れている部分に突き刺し、
熱で良く溶かしてグチュグチュにしてから
再び左右から寄せていって平らにならしていきます。


サンドペーパーでそれなりに成形しました。
ちょっと見た目がいまいちですが、フレームに隠れる部分なので全然OKです。

早速テスト走行してみます。


あれ・・・?

直ってないし・・・(笑)

通常のリザーバタンクならプラスチック溶接で修理出来ると思いますが、
高圧がかかる部分だと無理っぽいですね。
結局リザーバタンクを新品購入しました。(^-^;)
http://www.corsa-jp.com/shoping/shop.cgi?order=&class=all&keyword=%83%8A%83U%81%5B%83o%81%5B%83%5E%83%93%83N&FF=0&price_sort=&mode=p_wide&id=291&superkey=1

2014年3月15日土曜日

2014年3月13日木曜日

スーパーセブンのラジエターの穴を修復してみた

私のセブンのラジエターには以前から多少の冷却水の滲みがあったのですが、
床に垂れる程ではなかったので放置していました。(^-^;)
しかしここの所、盛大に漏れるようになってきたので、重い腰を上げて修理することにしました。


ラジエターを外してラジエターホースに栓をして接続し、
水槽の中に沈めてタイヤの空気入れを使って空気を入れて点検してみました。
すると、タンクの境目から漏れているのが分かりました。


ラジエター屋さんに修理に出してもいいのですが、
なんだか面白そうなので自分で修復を試みることにしました。
自分のスキルアップにもなりますしね。


今回はプロ用のハンダゴテを借りることが出来ました。
これはガスコンロでチンチンに炙ってから使うんですが、
電気式では太刀打ち出来ない凄い火力のハンダゴテです。
サンドペーパーで塗装を剥がし、フラックスを塗ってからハンダ付けします。

綺麗にハンダ付けするのはかなりの熟練が必要みたいで、
ガタガタであんまり綺麗に出来ませんでした。(^_^;)
もしかしたらガスバーナーと併用する必要があるかも。


でもペーパーで擦って塗装すればほとんど気になりません。
修理箇所は底の裏なので普段見えない部分ですし・・・。

もちろん、水漏れは完璧に直りましたよ。(^ω^)