2016年10月17日月曜日

BMW M2クーペに試乗してきました

BMW GROUP Tokyo Bayに行って、
M2クーペ・M3セダン・i8の3台の試乗をしてきました。(^ω^)

まず、MシリーズのエントリーモデルであるM2クーペのインプレです。
スペックは直列6気筒3000ccターボ 370psのエンジン 重量1495kg 770万円です。



車体が小さくてフェンダーもワイドでかなりヤンチャ感があり、カッコいいですね。
日本の狭い峠道でも遊べそうなサイズ感も私の好みです。(゜▽゜)

2シリーズを見たのは初めてなんですが、かなりコストダウンされたモデルのようで、
ダッシュボードはプラスチック感そのままだったりして大衆車っぽい雰囲気もあり、
インテリアには高級感はありません。
770万円の車としてはちょっと寂しい・・・。(^-^;)


以前試乗した3シリーズの場合は、
精度の良い正確無比なハンドルフィーリングを持っていましたが、
M2クーペにはそんな感じはありませんでした。
これもベース車両である2シリーズのコストダウンの影響だと思います。
多分、ステアリングシャフトやリンケージに3シリーズほどのコストはかけていないと思われます。



足回りは結構固めてあり、走行中にゴツゴツ感があります。
また、トレッドも狭いので走行フィーリングに腰高感があり、
4輪のロードホールディングにも影響していますが、
これはサイズとベース車両を考えると仕方ない部分だと思います。

BMWの誇るストレート6エンジンは、大変スムーズで精密感のある回り方をします。
上まで回した時の「クオーーン」と言うサウンドも大変良いですね。
魅力的で素晴らしいエンジンだと思います。(^ω^)

パワーも物凄くて、フルスロットルにしてみると激しくホイールスピンします。
あまりにも簡単にリヤタイヤがグリップを失うので、グリップ感に疑問を感じて
「もしかしてエコタイヤですか?」と同乗しているスタッフさんに聞いたほどです。(^-^;)


この車を例えるなら、昔のトヨタAE86レビン・トレノに
無理やり6気筒のフルチューンエンジンを押し込んだような車です。
車体バランスが完全に取れた完成度を楽しむのではなく、
車体とパワーのアンバランスをヤンチャに楽しむための車でしょうね。
どんな時でもアクセル一つでパワースライドが可能なので、
ドリフトで遊んだらかなり面白いと思います。(^ω^)

ただ、インテリアやシャシ等にベース車である2シリーズの
コストダウンの影響が出ている部分が少しだけ惜しい所だと思います。(^-^;)

参考ムービー
https://www.youtube.com/watch?v=kRLbiO-naBc

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