2016年7月3日日曜日

シグマの超画質コンパクトカメラ買いました。(^ω^)

DP2 Merrill(メリル)と言う、いわゆるハイエンドコンパクトカメラです。
http://www.sigma-dp.com/DP-Merrill/jp/
今、中古で4万円ぐらいですね。
http://kakaku.com/item/K0000349522/used/?lid=used_camera_useditemview_usedkakakulist#tab



このカメラを一言で言うと、
軽自動車に500馬力のレーシングエンジンを積んだようなシロモノ・・・。
癖があって運転しにくく、燃費も非常に悪い。(バッテリーは30分しか持たない)
しかもギヤは一つだけ。(交換不可のズーム無し単焦点レンズ)

ザラつきの無い写真にするためには感度をISO200以上にすることが出来ない。
手ぶれ補正も内蔵フラッシュも無いし、
暗いシーンが凄く苦手なので三脚などで固定する必要があるし、
一枚の写真のファイルサイズが50~60MBもあるので、
カード書き込みに時間がかかるし、
フォーカスも遅いので近くで動き回る被写体を写すのもちょっと厳しい。

つまり、一般の人が気軽なスナップ写真を撮る用途には
まったくオススメできないカメラ。(笑)



ただし、じっくり時間をかけて光と影を意識して構図を考え、
カメラがブレないように最新の注意を払ってじわりとシャッターを押しこめば、
この小さなボディから高価な一眼レフを超える
ぶっ飛んだ解像感の写真を叩き出す凄いカメラなのです。(゜▽゜)



私はカメラマニアでもなんでもないシロウトの一般人ですが、
家に帰って圧縮無しのRawデータをフルサイズで見ると、
時々息を呑むような凄い写真が撮れていることがあります。
肉眼で見えない物すら見える! これが毎回楽しくて仕方ありません。(^ω^)
カメラでこのようなワクワク感を感じたことは今までありませんでした。



このカメラを上手く扱うにはある程度の練習と試行錯誤が必要ですし、
もっと上を目指すなら専用の現像ソフトの使いこなしもマスターする必要がありますが、
この強烈に尖った性能を持つ小型カメラは、
趣味で使うなら最高にユニークで面白い一台だと思います。

ただ、シロウトの私が実際にDP2 Merrillを使ってみた感じでは、
思ったより普通に使えるカメラだなと思いました。
ISO100~200ならフルオートで写したjpeg画像でも
次元が違う解像度の写真が簡単にバシバシ撮れちゃうのが嬉しいですね。

これを買ってからシグマのカメラが大好きになりました。o(^-^)o
実を言うと、私は今まで日本にシグマっていうメーカーが
あることすら知らなかったです。(笑)



写真から伝わってくる独特の空気感と驚きの解像感は、
シグマ社のカメラに使われるFoveon X3と言うセンサーによるものらしいです。
理論的には面積当たり一般的なセンサーの2倍の解像度があるらしい。
元々レンズメーカーだけあって、レンズの性能も素晴らしいと思います。

味も素っ気もない四角い形状も、質実剛健な感じがするので私は好きですね。
例えるならば頑固一徹な凄腕の職人さんみたいな感じかな?
多機能カメラじゃないので操作がシンプルなのも良いと思います。

ちなみに、新しいモデルのQuattroシリーズを買わなかったのは、
なるべく小さいボディから超高画質が出てくる方が
意外性があってなんだか楽しそうだと思ったからです。
Merrillの大きさなら、なんとかポケットにも入りますしね。

ネットでQuattroとMerrillの比較インプレを見る限り、
旧型のMerrillが画質で劣るということでは無いらしいですね。
Quattroがナチュラル系で、Merrillが細かいディテールを強調した
アーティスティックな写真が得意みたいです。

下のリンクのアルバムに試し撮りした写真(原寸)を置いておきます。
ほぼフルオートで写してjpeg出力されたそのままです。
是非いっぱいまでズームアップして細部を見てみて!(゜▽゜)
https://goo.gl/photos/GTBKy8d6tkGvuYaAA

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