2019年3月5日火曜日

キャブのバックファイヤーでスポンジフィルターが炎上!

私は、セブンに乗る時はご近所さんの迷惑にならないように、
エンジンを始動したらすぐ走り出して、ゆっくり走りながら暖気することにしています。

この日も始動直後に道路に出ようとしたところ、小さな段差でうっかりエンストしてしまい、
セルを回してもなかなか始動しなかったのでガスが来てないのかと思い、
アクセルを数回煽りながらセルを回しました。

その時キャブから「パスッ」と小さな音がして吹き返しがあり、
一筋の白い煙が上がりました。
その煙はだんだん激しくなり、直後に炎が!! w(@。@;)w
慌ててセブンを降りてガレージに戻り、常備している炭酸ガス消火器で消し止めました。



直付けのエアフィルターはキャブの吹き返しで燃えることがあります。
私もこんなことは初めてですが、可能性は充分あるので皆さんも十分ご注意ください。
火災のリスクについて広く注意を呼びかけたいので、イイね押してOKです。(^_^;)

キャブのセブンは燃えることが多いので、必ず車載用の消化器を積んでおいてください。
私はハロトロンガス消火器を積んでいます。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/hal+guard/



ちなみに、車に家庭用の粉末消火器を使っちゃ駄目ですよ。
主成分がリン酸二水素アンモニウムや硫酸アンモニウムで、
ようは塩分と酸なので車へのダメージが強烈!
もしエンジンルームに撒いてしまったら数時間で各パーツが真っ赤に錆びます。

キャブのセブンみたいに旧車なら、構造が単純なので
徹底的に高圧洗浄して頑張れば再生できるのですが、
コンピューター制御の現代の車に粉末消火器を撒いたら、
塩分と酸が電子部分の腐食およびショート原因となり、即廃車レベルとなります。

以前、F1韓国GPで森脇基恭さんも、
「粉消火器は最悪で、かけられた部品は殆ど使い物にならない」って言ってましたね。(^_^;)

ですからガレージには粉末消火器ではなく、
炭酸ガス(二酸化炭素)消火器を置くことをおすすめします。ヤフオクが安いです。
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=%E4%BA%8C%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%82%AD%E7%B4%A0+%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%99%A8&x=0&y=0&fixed=0



とりあえず、現在はファンネルにゴムホースを巻いて、
100円ショップ(ダイソー)の茶こしをスーパーXで接着してあります。
まあ、このスタイルも昔のF1みたいでカッコいいかもしれません・・・。(^_^;)


それにしても、同時点火にしてからセルを回した直後に吹き返すことが多くなりました。
この現象は同時点火にする前は、まったくありませんでした。
たまに、イグニッションをONにしただけで「パスッ」と吹き返す時もあります。

もちろん、いったんエンジンがかかってしまえば吹き返すことは無く、非常に調子が良いです。
点火時期もテスト走行を何度も繰り返し、細かく調整しベストの位置に合わせてありますし、
キャブ調整ももう一度きっちり行い、ほぼ完調と思われるセッティングに合わせてありますから、
これらが原因とは考えにくいです。
吹き返すのは始動時のみ。と言うより「エンジンがかかる直前」だけです。

どうにも原因が良く分からないので永井電子さんに聞いてみたところ、
どうやらコンデンサーに電気が溜まっていると吹き返しがあるみたいで、
点火システム側としては対処法は無いようです・・・。

もし、MDIダイレクトモデル No.9890の同時点火を使用していて、
始動時の吹き返しが全く無い方がいらっしゃいましたら、
対処法のヒントになるかもしれませんので是非情報をお願いします。

私のBDRエンジンはチューンしてあるのでノーマルBDRよりかなり過激で、
もしかしたらバルブタイミングやオーバーラップなどが
ノーマルと異なるのが吹き返しの一つの原因かもしれません。



3月9日追記-------------------------------------------

どうやら、チューンドBDRの過激なオーバーラップセッティングと、
排気上死点でも点火する同時点火が原因で、始動時に吹き返しが発生するようです。

また、始動時はアクセル全閉のままセルを回せばキャブ側は塞がれているので、
少なくともファンネルから吹き返すことは少なくなることが分かりました。
もう少し色々テストしてみます。(^-^;)

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