2018年1月19日金曜日

トライアル車のブレーキをオーバーホール



GASGAS TXT PRO 250ですが、フロントブレーキに引きずりが発生しはじめたので、
オーバーホールすることにしました。(^ω^)



AJP製の4ポッドキャリパーが付いています。分解は難しくありません。



エアーガンでピストンを抜いて点検してみると、オイルシールの溝に
結晶みたいな物が沢山こびりついていて、これが悪さをしていたようです。



爪楊枝で掃除してみたんですが、謎の結晶はかなり固く歯が立ちません。
円盤状のスコッチブライトをリューターに付けて溝をキレイに磨きました。



オイルシールとピストンは新品に交換。



エア抜きしますが、ここで問題発生。(^_^;)
5回ぐらいやってもエアが抜けず、レバーはスカスカのままです。
途方に暮れました・・・。

キャリパーの内部構造をよく見ると、おかしな設計になっていることが分かります。
この構造では普通にエア抜きしても、上に溜まった空気は永遠に抜くことが出来ません。
自分なら絶対こんな設計はしないですよ・・・。(笑)


そこで片方を下にしてピストンを押し込み、空気を上のピストンに移動させ、
そのまま上下をひっくり返してもう一方のピストンも押し込んで空気を中央部に集めてから、
通常のエア抜きをする作業を3回繰り返したところ、今度はちゃんと手応えが戻りました。
やっとエア抜き出来たようです。(^ω^)

これ絶対、エアが抜けなくて困ってる人が世界中に沢山いると思うよ・・・。(^_^;)

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