2012年9月8日土曜日

G'sの燃費と運転のコツ

注)これは過去の記事です。

低燃費運転方法の最新版は知恵袋にありますのでご覧ください。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n150311
(知恵袋の記事は定期的に更新しています。)


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プリウスG's納車から2ヶ月、ハイブリッド車の運転にも慣れてきて色んな実験をした結果、
この車の低燃費運転方法について色々なことが解って来ました。(^ω^)

この写真の燃費は神奈川の家から国道246号線を通り、渋谷の手前で記録したものです。
距離は52km。気温は33度ぐらいだったので当然エアコンはONで走っています。


神奈川県から東京都内なので車も多く信号もそれなりにありますし、
ハイグリップタイヤを履いてることもあり、燃費的には厳しい条件ですが、
さすがハイブリッドと言う平均燃費リッター29.3kmを表示しました。

ただ、いつもこのような素晴らしい燃費が出るわけではなく、
私の場合リッター25~26kmであることが多いです。
もちろん出発地と到着地に標高差があればリッター32kmとか出る場合も多々あるのですが、
それは燃費の参考にはなりませんね。

プリウス乗りの中には、カタログ燃費をはるかに超える凄い達人もいるので、
私なんかはまだまだ初心者だと思いますが、
今までに分かった低燃費運転のコツを書いておきますので、
プリウスにお乗りの方は参考にしてください。


まず、常にパワーモードで走ることです。絶対にエコモードにはしない方がいいです。(笑)
同じ道を通って何度も実験しましたが、明らかにパワーモードの方が燃費がいいです。(^_^;)

どういう制御になっているのかよく分からないのですが、
パワーモードの方が他のモードよりも沢山充電するようで、
電気が良く溜まり結果的にモーターで走れる距離が増え、燃費が良くなるようです。
「あれー?今日は燃費が伸びないなぁー」なんて思ってると
パワーモードに入れ忘れてたりする。(笑)

具体的に燃費を稼ぐ運転方法ですが、信号からの発進は
インジケーターの表示がパワーゾーンを振り切る位にアクセルを開け、
他の車をリードするぐらいの加速で素早く速度を上げます。
すぐに法定速度に達しますからアクセルを緩めてエンジンを止め、
そのまま出来れば次の赤信号まで惰性だけで走ってしまいます。
これの繰り返しで燃費が大幅に向上しますよ!(^ω^)

プリウスはアクセルから完全に足を離すと回生ブレーキがかかってしまいますので、
ちょっとだけアクセルを踏んで、ブレーキがかからずモーターも使わない
いわゆる「滑空」と言われる微妙な状態でアクセルを固定して惰性で走り続けます。
(インジケーターのバーがどちらにも出ない状態でキープする)

もちろん上り坂の場合は惰性で走れないので、
ゆっくり加速して一定のアクセル開度で走ったほうがいいみたいです。

電力は出来るだけ温存して、車が混み始めた時や
細い住宅地などを走るために貯めておきます。

発進加速や上り坂などで無理してモーター走行してはダメです。
あっという間に電力を失い、停車中でも勝手にエンジンがかかり充電を始めるため、
泣けるほど燃費が悪化します。

ただ下り坂での発進の場合は、ほとんどアクセルを開けなくても良いですから
電気で発進しても悪くは無いようです。

一般的に低燃費運転と言われているノロノロ発進は、
プリウスの場合はモーターで加速することになり、
電力を大幅に失うため、やっちゃダメみたいですよ・・・。(^_^;)



9月9日追記
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これとは全く逆の発想ですが、徹底的に電力を酷使する運転方法を実験中です。
当然、バッテリーを使い果たし空回り充電(充電地獄)が始まってしまうのですが、
それ以上にモーターで走る距離を稼げば、結果的に燃費が伸びるかもしれません。(^ω^)

4 件のコメント:

  1. お早う御座います。
    非常に興味深いレポートです。
    最近、エコカーのノロノロ発進による渋滞も発生している様なので、目から鱗ですねぇ。

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    1. 厠之雲黒斎さん、こんにちは。(^ω^)
      プリウスのノロノロ運転目立ちますよね~。

      実際に乗ってみて判ったんですが、プリウスはアクセル開度が
      凄く少なくなるように電子制御スロットルのセッティングをしてあるので、
      普通の感覚でアクセルを踏むと自動的にノロノロ発進になってしまうんです。

      私は常にルームミラーで後ろの車の挙動からドライバーの性格を判断して、(笑)
      迷惑のかからない運転を心がけています。

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  2. 信号からの発信時「他の車をリードするくらい」。
    プリウス乗りではありませんが、ブンブン首を縦に振りました(笑)。
    その車に合った効率の加速が理想的。

    エコ運転の記事では、この辺が無視されていますよね。
    実際に多いのは、いつまでもローパワーでゆっくり加速して、
    適正速度に達したころには、次の信号にひっかかるケース。
    邪魔だし、燃費も悪そうです。

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    1. 出来るだけゆっくり加速する低燃費運転方法は、
      車の多い首都圏の道路では正直言って現実的では無いですね。
      他の車が全然走っていない田舎道で信号もほとんど無ければ
      出来るかもしれませんが。

      私は前に乗っていたステップワゴンでも、
      素早く加速する運転方法でカタログ値以上の燃費で
      いつも走っていましたよ。(^ω^)

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