2012年10月9日火曜日

30プリウスで燃費リッター30kmを超える運転方法


注)これは過去の記事です。

低燃費運転方法の最新版は知恵袋にありますのでご覧ください。
(知恵袋の記事は定期的に更新しています。)




私はまだまだハイブリッド初心者ですし、達人の方々からすれば全くのひよっこなのですが、
30プリウスの実燃費を調べると20km/L前後の人が多いようなので、
参考までに自分なりの運転方法をここに書いておこうと思います。

ちなみにタイヤは低燃費タイヤではありません。
また、この燃費は暖機運転の燃料も含んでいます。


基本的なプリウス低燃費運転方法
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信号発進時はパワーゾーンに少し入る位のアクセル開度で
法定速度まで数秒で加速、すぐにエンジンを止める。
その後、次の信号までインジケーター25%以下のEV走行を行う。
ただし、バッテリーレベルが2であればEVではなく滑空で距離を稼ぐ。
(滑空とはアクセルを少しだけ踏み、回生せず惰性で走ることです)

巡航時は路面のうねりを良く見て、
登り坂ではインジケーター75%のアクセル開度でエンジン走行、
下り坂では滑空かインジケーター25%以下のEV走行をする。

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特に重要なポイント
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*出来れば低燃費タイヤを履かせ、空気圧は指定より高めの2.8k~にする
*家からスタートしたら、すぐパワーゾーンまでアクセルを踏んで加速する。
           (スタート時の大電力走行をキャンセルするため)
*信号発進時は素早く加速して、数秒以内でエンジンを止める。
*法定速度内で、出来る限り速いスピードを長時間維持する。
*車間距離は広め(出来れば100m以上)取って無駄なブレーキを踏まないようにする。
*巡航時のエンジン走行の時は、常にじわじわ加速するアクセル開度にする。
*長い坂道の前なら(上り下りどちらも)バッテリー下限までEV走行してもOK
*下り坂は弱くブレーキペダルを踏んだまま下り、回生ブレーキで充電する
*低速走行を余儀なくされることが予想される場合はバッテリーを温存しておく
*暖房はエンジンが充分に温まるまでONにしない。
*信号停止時の充電地獄(空回り充電)が始まったら電源OFFで信号待ち
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低燃費運転のコツはなるべくスピードを出すことです。
(もちろん制限速度は超えないように)
低速でトロトロ走っていると燃費は良くなりません。

簡単な例をあげてみます。
たとえば、A地点からB地点まで走行するとして、
30km/hの速度でインジケーター25%のEV走行をしている場合と、
60km/hの速度でインジケーター25%のEV走行をしている場合を比べてみると、
30km/hの方が2倍の時間がかかるため電力消費量が2倍になってしまいます。
これはエンジン走行時も同じ事が言えます。
単純計算で巡航時の燃費が2倍違うと言うことです。

ですから、素早く巡航速度までスピードを上げてすぐにエンジンを止め、
EVや滑空で出来るだけ速い速度をキープし続けた方が燃費が良くなります。

私はいつも発進時はパワーゾーンに少し入る位のアクセル開度で
素早く加速し5秒以内でエンジンを止め、滑空か弱EVで巡航しています。
もちろん周りの車の迷惑になるようなトロトロ運転はしていません。

また、プリウスのようなハイブリッド車の場合は、
一般的な低燃費運転と言われる「ふんわりアクセル」は
いつまでもエンジンが止まらないので燃費が悪化するようです。

バッテリーレベル4以上では充電電流が減り、あまり充電されなくなるようですから、
走るためにどんどん使ってしまいましょう。
ただし、燃費が著しく悪化する充電地獄だけは絶対に避けなければなりません。
(充電地獄とは、電気の使いすぎによる信号待ちでのエンジン空回り充電のこと)
渋滞や細い住宅地、立体駐車場の上り下りなど低速走行が予想される時は、
事前にバッテリーを出来るだけ温存する必要があります。



参考になるサイト
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て~お~さんのCT200h TNP講座は
低燃費運転方法について大変詳しく解説されているので、
トヨタハイブリッド車ユーザーの方は是非読んでみることをオススメします。(^ω^)
http://minkara.carview.co.jp/userid/955592/blog/25070330/


2 件のコメント:

  1. 最初に「ドン」と行って、後は流す方が良いんですねぇ。
    電車もそんな感じですかねぇ?

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    1. 厠之雲黒斎さんも、もちろん246号線の道路事情はご存知でしょうが、
      一般的な低燃費運転方法のトロトロ加速をやるなんて、とても無理ですよね。

      ゆっくり長い時間加速を続けるのは日本式の低燃費運転方法で、
      素早く加速してアクセルを緩めて走る方はヨーロッパ式の低燃費運転方法です。
      どちらも有効だと思いますが、ヨーロッパ式の方が
      周りの迷惑にならないので良いように思います。

      特にプリウスは加速時間が長いとエンジンがいつまでも止まらないので、
      素早く加速してエンジンを止めたまま走行した方が燃費はいいですね。

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