2012年6月11日月曜日

TOYOTA 86試乗インプレ


プリウスG'sの書類をディーラーさんに持って行ったついでに、
TOYOTA 86の試乗をしてみたので、
ちょっとしたインプレッションなど書いてみようと思います。(^ω^)

国産スポーツカーが絶滅寸前になった今、このような車が発売され
話題になっているのは大変好ましいことだと思います。


車のデザインは大変良いと思います。
嫌味な所が無くて、しっかりまとまっているので
万人に好かれるデザインだと思います。

走りだすと車体がしっかりしていて剛性感があるのが感じられます。
これは設計段階からスポーツカーとして開発され、
コストを抑えながらしっかり煮詰めた車体を持っているのが感じられます。

しっかりした剛性感はプリウスG'sに似ていますが、
少しだけプリウスG'sの方が86よりボディ剛性が高い感じがしますね。

交差点を曲がる時など車体全体の重心が低いことが感じられます。
ボクサーエンジンの特徴なのでしょうね。これにも良い印象を持ちました。
足回りの設計も良いのか、扁平タイヤでもゴツゴツせず乗り心地はけっこう良いです。

乗り心地は普通の乗用車と全く変わりありません。
手の届きやすい価格に抑えたスポーツカーにもかかわらず、
非常に高い静粛性を持っています。
信号待ちなどではエンジン音は殆ど聞こえませんし、
エンジンの振動も全く感じられません。

少しアクセルを深く踏み込むと、エンジン音を室内に聞かせる装置が働き、
わずかに「クオーーン」と言う柔らかなサウンドが耳に入ってきますが、
音量はかなり控えめになっています。

ごく普通に乗用車として使える現代のスポーツカーとして
大変良く出来ていると思います。
スポーツカーが欲しいけど
奥さんや両親も運転出来る車じゃないと買うことが出来ない
なんて言う人にはピッタリの車だと思います。(^ω^)

反面、乗り味としては普通の静かな乗用車そのものなので、
スポーツカーに刺激を求める人には合わないでしょう。
車体自体は大変良く出来ていると思うので、
限定車として思い切りヤンチャなレース用ホモロゲーションモデルなんか出したら、
刺激的で面白い車になるかもしれませんね。

2 件のコメント:

  1. sekiaiさんも試乗したんですね。
    僕は発売直後に乗ってきました。
    現代のスポーツカーというか、万人向けなんでしょう。
    やはりメーカーとしては売れないと話になりませんから。
    でも、兼価版モデルがラインナップされてるのは、好感触!
    今この時期にこの手の車が発売されたこと自体奇跡かも、、。
    車にステータスを求めなくなった若者達の刺激になってくれれば嬉しいですね。
    それから、KTMで無茶しないでくださいね。

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    1. 野末さんも試乗していたんですねー。(^ω^)
      私ももっと早く試乗したかったんですが、予約いっぱいで乗れませんでした。

      たしかに万人向けの車を作ろうとすると、どうしてもこのようになるんでしょうね。
      ただスポーツカーが無味無臭な乗り味だったりすると、ちょっと残念な感じがしますね。

      「コスワースエンジンのスーパーセブンなんかと比べんなよ!」と怒られそうですが、
      スポーツカーを名乗るからには、コックピットに座り
      エンジンをかけるけで(゜▽゜)オオッ!ってなって、
      普通に走るだけで(゚∀゚)ヒャッホー!!ってテンションが上がる車の方が
      私には魅力的に感じます。(笑)

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