2018年6月8日金曜日

エンデューロレーサー tm250ENとBeta RR2T250の比較

Betaはわりとインプレ記事があるのですが、TMのバイクについては
ネットでもほとんど情報が無いので調べるのに苦労しますね。(^-^;)

海外のオフロード系の掲示板などをグーグルで訳して読んでみると、
どうやらTMとBetaは対局のキャラクターを持つバイクのようです。

---- 以下は、tm250ENとBeta RR2T250の比較まとめです ----

Beta RR2T250(300)  推定48馬力ぐらい 乾燥重量 104kg  シート高 930mm
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スムーズで誰にでも乗りやすい
疲れにくい
トライアル車のように極低速でエンストしない
シートが低めで足付き良好
ステップが後ろぎみで登りに有利
難所に強い 
柔らかめのサス
スリムでハンドル幅も狭め
分離給油なのでスタンドで普通に給油OK
始動はセルのみ
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TM250(300)EN  推定50馬力以上 乾燥重量101.6kg   シート高 953mm   
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上級者向けで乗るのがやや難しい
Betaより疲れる 
同クラスで一番パワーがある
アルミフレームで剛性が高い 
腰のあるサスペンション 
中速域の厚いトルク
直進性良好 
ハイスピードに強い
シートが硬い
高い耐久性を持つエンジン
混合仕様のみ
始動はキックのみ(2019モデルはセル付きでインジェクション)
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ちなみに、TMは排気バルブのワイヤーを適切にメンテナンスしないと
サーボモーターが破損するらしいので注意が必要みたい。
http://www.tmracing-usa.com/?page_id=105


総括すると、Betaは乗りやすさを武器にするユーザーフレンドリーなバイクで、
TMは競技で戦う選手向けに作られるタイム重視のバイクのようです。(^ω^)
Betaはトライアル車的なエンデューロバイクで、
TMはモトクロッサー的なエンデューロバイクとも言えるかもしれません。

あ、けしてBetaが遅いわけでは無いですよ~。(^-^;)
https://youtu.be/Uql9oZCRiqU?t=31

速く走りたいなら、よりパワーがあって軽量なTMを選べば良いような気もしますが、
オフ車の場合は自分に合うかが最も重要で、非力でも乗りやすい方が速い場合もあります。
ちなみに、私の場合はKTM 350 EXC-Fよりも、
パワーで劣るKTM 200 EXCの方が一周1分のコースで1秒速く走れます。

Beta RR2T250にはRacingと言う特別なモデルがありますが、
レース用にサスがややハードでオイルは混合仕様になるらしいです。
(分離給油キットはある)
混合仕様のバイクは今までと同じなのでかまわないのですが、
玉砂利がとても多いコースをいつも走っているので、サスが硬いのは困ります。
話を聞くと、構造自体が違うので調整でどうにかなるということではないらしい。

ですから、Betaを買う場合はRacingじゃなくて普通のモデルになりそうです。
もうすぐ2019年モデルが入って来るらしいので、どうせなら新しいのがいいね。
山に入って獣道のような所を走るなら、Betaが圧倒的にいいんじゃないかと思います。
ただ自分の場合、河原のモトクロスコースしか走らないんです。
山に行く時はGASGASのトライアル車で行きますからね。

TMも凄く魅力的に見えます。
TM Racing社はレーシングコンストラクターで従業員はわずか40人。
カートエンジンが速くて有名らしいですが、エンジンを含む殆どの部品が自社生産され
削り出しのパーツなどを多数使い、熟練した職人による手作業で組み立てられます。
どうやら、ワークスレベルのバイクをそのまま市販しているらしい。
https://youtu.be/ru4Lv-EerXw?t=241

オフロードバイクのフェラーリとも言われていますので、
一度所有してみたいという気持ちもあります。
こちらに詳しい記事がありました。
https://offgames.net/report/detail/1

今回はちょっとTMに傾いてきました。(笑)
もうちょっと、じっくり研究してみましょう。(^ω^)

おまけ
2015~2016エンデューロ世界選手権チャンピオンEero Remes (TM Racing)の走り
https://youtu.be/rcNryJAlsy4?t=15

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