2015年3月11日水曜日

オフロードでのKTM 200 EXCのインプレです

慣らしの最終にモトクロスコースで走ってきましたので、
インプレを書いておきますね。(^ω^)



193㏄としては低回転から意外なほどパワー感があるので、前のブログに
「もしかして4スト250ccレーサーより速いんじゃないかな?」って書いたんですが、
パワーバンドに入れた感じではそれほどでもなかったです。(笑)
どうやら、昔の2ストモトクロッサーのように
パワーバンドに入れるとモリモリパワーが出て来て、
「カーーン」と上まで一気に吹け切る感じではなく、
どうやら台形パワーの出力パターンのようで頭打ちは早く、
中速域のトルクで走らせるキャラクターを与えてあるようです。
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3/28 訂正 キャブセッティングで激変しました!詳しくはこちら
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おそらく、エンデューロで常用する回転数に最適化されているのだと思います。
異様に太いチャンバーはきっとこのためでしょうね。
でもおかげで、4ストの350 EXC-Fから乗り換えても全く違和感無く、
すぐに全力で走ることが出来ました。

車体の軽さはやっぱり素晴らしいです!(゜▽゜)
ギャップを通過する時も軽い車体がすぐに上下に動いてくれるので、
サスペンションの負担が少なくてすみ、
かなり柔らかいサスセッティングにしても問題が出ません。

350 EXC-Fでは200 EXCよりもサスを硬めにセットしていましたが、
このコースで大きなギャップで2回ぐらいはボトムを感じます。
ところが、200 EXCはもっとずっと柔らかいセッティングにしても、
その軽量ゆえにまったくボトム感がありませんでした。

また、新車のせいかフロントフォークのフリクションが多めのような気がします。
いまのところダンパー最弱設定で調度良いぐらいの動きですが、
もうちょっと走りこんだら良くなるかもしれません。

そして、フロントが軽く大変ツキの良いアクセルのせいで、
ギャップを見つけてもアクセルをちょっと開けるだけで瞬時にフロントアップで走破出来ます。
大げさなボディアクションがいらないので、
350 EXC-Fよりもだいぶ疲れが少ないのも嬉しいところですね。


2ストエンジンはヘッドが軽量なので倒しこみは4ストとは比べ物にならないほど軽く、
コーナーリング最中でも体の下でバイクを自由に寢かせたり起こしたりして、
重心とタイヤグリップの微調整が可能です。
特に連続ヘアピンの切り返しが素晴らしく速いので驚きました。
まるで登山靴からスニーカーに履き替えたフィーリングですね。

結果的に、いつも走っているミニコースでは
200 EXCの方が350 EXC-Fよりも1秒ぐらい速く走れるようです。

それに350 EXC-Fの時はパワーがありすぎて
ミニコースでパワーバンドに入れることは出来ず、
その強大なパワーの60%位しか使えなかったんですが、
200 EXCはしっかりパワーバンドで走れるので大変楽しいですね。(゜▽゜)

ただ、アクセルをわずかに開けたパーシャル状態の時にトルクの谷が出来るようで、
ちょっとギクシャクする癖があるようです。
オフロードコースではほとんど使わないアクセル開度なので問題無いのですが、
公道で走る時には多用するアクセル開度なので、
キャブセッティングなどで解決出来ないかちょっと試してみようと思います。

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