2018年12月25日火曜日

スーパーセブンの空力実験をしてみた (その11)

前回、フェンダースポイラー無しだと著しく接地感が無くなることが判明したので、
またフェンダースポイラーを作ることにしました。

前に付けていたフェンダースポイラーは自分の感で適当に作っていましたが、
ちゃんと形状や位置を最適化したいので、
エアガンの先に毛糸を付けて簡易的な風洞実験をやってみることにしました。

動画はこちら

凄く効果がありますので、セブン乗りの方は試してみると良いと思います。(^ω^)
厚紙で作るのが一番簡単です。
作ってみたい方は、型紙をデータ化してありますのでこれを印刷して使用してください。
(A4印刷用のため2枚になっています)
http://sekiai.net/others/FenderSpoiler.pdf

--------------作り方-----------------------------------

最終的にアルミや塩ビ板で作る場合も、まず厚紙で作ってみて
フェンダーと形状が合うかどうか必ず確かめてからにしてください。



印刷した型紙通りに材料を切り取ります。
0.6mm厚のアルミを使いましたが、1mm塩ビ板でも良いと思います。
側面はデザイン性を考えてS字状にしてありますが、加工が面倒な場合は直線でもOKです。
おそらく、空力的な効果は変わらないはずです。



カーボン風のラッピングシートを裏表に貼り、はみ出た部分をカッターでカットします。
貼り付ける部分のラッピングを剥がして、車両用の強力両面テープを貼ってください。



ガーニーフラップの部分を45度ぐらい折り曲げます。
万力とアングル材を使って挟んで曲げました。
万力が無い場合は、クランプとアングルでも出来ると思います。



パイプなどを利用し、フェンダーに合わせて両サイドの丸みを付け、
フェンダーに両面テープでくっつければ完成です。
塩ビ板で作る場合は熱して曲げる必要があるでしょう。



サイドの両面テープだけでも実用上十分な強度がありますが、
フェンダー上面にアルミ板がバタバタと接触すると塗装が痛むので、
上だけアルミテープを貼りシリコンシーラントで点付けすることにしました。



一晩経ってシリコンが乾いたらアルミテープを半分剥がしました。



さて、楽しみなテスト走行です。(゜▽゜)
しっかりテストしてから作ったので、今まで作ったフェンダースポイラーの中で
一番強いダウンフォースが発生しているのが体感できました~。o(^-^)o

ノーマルフェンダーの場合は、かなりのリフトが発生し
高速時にハンドルの手応えや接地感が半分になってしまいますが、
フェンダースポイラーを取り付けるとスピードを出してもリフトを感じることは全く無く、
路面にビターっとくっついているような接地感があり、
まるでフォーミュラーカーのようなフィーリングで走れます。 これは楽し~い。(゜▽゜)
路面の接地感に不安があると、走ってても楽しくないもんね。



今後はたぶん、スポイラー下からフェンダー後ろにかけて
大きな開口部を作ればさらに良いとは思いますが、
ピカピカの新品のフェンダーがもったいないので、
穴を開けるのはもっとボロくなってからにしたいと思ってます。(笑)

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過去の空力実験の記事検索
https://minkara.carview.co.jp/blog/search.aspx?typ=1&kw=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A9%BA%E5%8A%9B%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F

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